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#3 木太郎に会えた!

 

 

念願の木太郎…😭!JFCに入館し、遠目から一目見てまず感じたのは「あの木太郎がこんなところにある!」(もちろんあるとわかっていて行ったんだけど、それでも…!)。

渋谷という自分にとっては超現実的な街の一角で、大きなガラスの中に綺麗に収まる姿にはそんな印象を持った。きらっきらなJUMPのステージに光くんと一緒に立ってきた木太郎が遥々、こんなところに…

 

 

満を持して近づいてみると、想像でしかなかった“光くんのベース”の輪郭がパキッと鮮やかになり、また違った印象を持つ。まず釘付けになったのは、思っていた以上に“木”太郎だったボディ。事前に「コーティングされていない」ことを教えてくれていたけれど、ここまで素に近いような作りだとは…!木の優しいカーブがとても美しい粋なベースで、ばっちりコーティングされたものと遜色ないぐらい今なおつやつや。繊細そうなのにすごく綺麗な状態で、物を大切に長く長く使う光くんらしいなと思った。

 

 

次に目に留まったのが、光くんが木太郎に向き合い続けた軌跡の数々。中でも弦まわりにある跡(webで「スラップで叩いてる」と教えてくれたところ…?)は擦れている程度をイメージしていたけれど、実際は表面とは違う層が見えるぐらいには削れており、木材が摩擦でこんなことに…と衝撃を受ける。これだけ跡が残るのだから、どんなに好きでも生易しいものではないはず…でも楽しくてたまらないんだろうな。音楽にたくましく向き合い続ける光くんのヴァイタリティに触れることができた気がする。

 

 

そして今回の展示ですごくうれしかったのが、光くんの言葉が添えられていたこと…!2分ラジオを聴きながら鑑賞できたらいいな、なんて想像していたところ展示のキャプションもまた、光くんの言葉。どこまでも丁寧で優しい…本当にありがとう😢 わからないなりに見るべきところを見てこれたと思う。

 

 

心惹かれてやまない光くんの音楽…その背景や熱い熱いアプローチを象徴するような木太郎に会うことができるなんて。ネックの縁にマジックで力強くガシガシと書かれた「FLEA Soul !」の文字を見て、引き続き自分のペースで楽しんでいってほしいなとしみじみ。大切なベースを見せてくれて本当にありがとう😭 光くんの音楽愛に触れられる喜びで心がいっぱいになる、贅沢すぎる時間でした。